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DIY

ラブリコ|賃貸住宅(和室6畳)で大型液晶テレビ2台を壁掛けに

こんな方におすすめ

  • 賃貸で壁掛けテレビにしたい
  • 複数の液晶テレビを狭い部屋に置きたい
  • 和室にラブリコを設置したい

初投稿はこちらです。
結構大がかりなDIYになっていしまいました。

液晶テレビ2台をどうにかしてスマートに置きたい!
昨年実施したのですが、このときはブログなんて予定してなかったので
写真が少ないのですが。。。

つかさたま
これどうなってる?などのご質問があればコメントや
お問合せでご連絡ください。
現在の住居ですので、説明を加えることは可能ですっ!

 

賃貸+狭い部屋(6畳)+床が畳 → ラブリコは無理?

我が家はずっとリビングではなく「茶の間」でした。
ご飯を食べる、テレビを見る、そして「横になる」。
結果、テレビはローボードに置くスタイルになります。

before

つかさたま
どうしても、テレビ台のスペースが圧迫するんですよね・・・

これをスタイリッシュな壁掛けテレビにしたい!
ということでDIYにチャレンジです。

壁掛けテレビとは

スタイリッシュなお家によくある「アレ」です。
最近ではSONYショップなども壁付け工事パックみたいなものを提案
しており、わりに一般化してきたのではないでしょうか。

(私は仕事の関係でこのような仕組みが少し詳しかったりします。)

壁掛けテレビは壁に対して金具をつけて、テレビを取り付けます。
壁につける金具とテレビにつける金具がセットになっており、
それぞれをつけた後に、合体させる形です。
賃貸住宅では、壁に大きな加工はできませんので一般的には難しいですね。

最近では、ホッチキスを利用して取り付けるタイプもあります。
この場合は稼働部分は制限があるので、前後に出すことは難しいですね。

私が購入しました金具はこちら。
「壁掛けショップ」さんで見つけましたこちらの金具。
耐荷重もしっかりしており、前に出す・角度をつけるなんてのができます。

どうやって壁掛け用の金具を固定する?

そんなものは簡単!皆様ご存じのラブリコです。

現在ではラブリコも公式で壁掛け金具も販売していますので、それを利用する
方法もありますね。

私の場合は

  1. 2つの液晶(50インチと46インチ)を配置したい
  2. 1台目は部屋の中央寄りに設置(メインで利用)
  3. 2台目はPCゲームの時に利用(嫁と私で2台)
  4. 斜めにしたり、前に出して使いたい

いろいろな願望があるため、別途金具を購入し壁の代わりになる柱を準備
することにしました。
柱はもちろん「ラブリコ」を利用します。

柱の耐荷重は20㎏です。
強力タイプは40㎏となっていますが、自転車の搭載は20㎏となって
います。
垂直方向への耐荷重と、いあゆる転倒方向にかかる荷重は同じではない
ため、このような表現なのだと思います。

まじめに計算すれば重心点をだして、必要な固定係数をだすことは
できると思うのですが、そんなものはDIYとは言えません(謎理論)。

今回は、

  1. 荷重がかかる前側に倒れにくいようにする
  2. 複数の柱を剛体として、天井~床との接触面積を増やす
  3. 複数の柱を剛体として、横の転倒が出ないようにする
  4. 床面に平板を置き、そこと柱を締結することで接地面を増やす

という作戦で進めます。

注意ポイント

仕事ではないのでおおざっぱですが、リスクの回避はしっかりやるべきです。
DIYは自己責任ですが、今回の場合で言えば「もし転倒してもケガをしない」
というように、リスクの予想→できれば設計に織り込む→無理なら被害の
最小化という配慮が必要であると思います。

ラブリコについては、とてもよくできた金具ですが「上下につっぱる」
ということで強度を確保することが前提です。
よく、ぶら下がっても大丈夫!と表現している人もいますが、ぶら下がり
は上下方向の強度なので、木材自体の強度がメインになります。
ラブリコつけた柱の前後(もしくは左右)にものを置く場合は、突っ張り
をしっかりと担保することは最低限で最重要ですが、
倒れる可能性に配慮が必要です。

 

畳の部屋にラブリコ・・・

これについては完全に自己責任の範疇ですが・・・。
ラブリコは上下に突っ張るという構造から、畳の場合は不適です。
(足が沈み込んでしまうので、しっかりと保持することが難しい)

そこで今回は、適度な幅の平板を購入しそれを床材として代用しました。
また、床材と足を固定することで、転倒しにくい状態にすることも加えています。

畳への影響を最小限にするために、畳と平板の間にはタイルマットを配置。
タイルマットは裏面に滑り止めもあり、畳の上でもある程度有効です。

表面はカーペットのような状態なので、100均で滑り止めのマットを
入れています。

通販で購入する場合はニトリなどの製品もあります。

制作はゴールデンウィークをつぶしました。
材料のカットが意外に手間で、まっすぐ切れないなどの問題がありました。
実は楽をしようと安物の電動カッターを使っていたのですが定規がうまく利かず
結構斜めになってしまいました。
ラブリコは、材料を金具に差し込む形ですので、断面が重要になります。
(一応、ハニカム的になっており、面ではなく線で受けるようにして断面の凹凸は
多少回避しているように見えますが、斜めに切っちゃぁだめです。
実際、ここで突っ張り強度は大きく変わると思います。

じつは、この後もラブリコを使っていくつかのDIYをやりましたが、
結果としてはのこぎりを買いました。
こいつは本当に優れものです。。(当たり前にまっすぐ切れるっ!)
また別の機会にご紹介できればと思います。

金具の取り付け

金具取付の写真がなかったので、完成状態の写真で恐縮です。。。
柱を立てる際に、必要な幅を考慮しておく必要があります。
横向きの柱につけるという手もありますが、配線の通しやすさや強度を
考えた結果このような形としました。

柱は壁にぎりぎり近づけていますが長押(なげし)があるため壁にべったり
つけれませんでした(正直アレって意味あるんですかねぇ)。
2x4の奥行分は棚のように使うこともできます。

あまりいろいろ乗せすぎると、スタイリッシュ感が減点のようです(嫁談)。

作ってみての感想など

after

つかさたま
個人的には大満足、嫁もすっきりしたと喜んでくれました!

結果いくつかのカスタマイズを経て、写真のような形に仕上がっています。
(そちらも今後記事にはしていきたいです)
制作に関しては、結構大変でした。。。
液晶の実装などはどうしても2名の手が欲しくなります。

大きな地震は来ていませんが、現時点では問題はないようです。
ただ、ゆがみなどもあるので、随時チェックは必要ですね。

まとめ

・設計が大事(記事には書いてませんが、一応図面を作りました)

・強度UPはしっかりと

・カットの切り口はまっすぐに!

・時間はかかるのでゆっくりと、ケガには注意

 

ここまでお読みいただきありがとうございます!
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